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日本人はいつから牛乳を飲んできた?意外なほど長い歴史にびっくり!

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江戸・明治を経てさらに普及

再度牛乳が飲まれるようになったのは江戸時代で、海外の人々が日本で暮らすようになってからのことです。

八代将軍徳川吉宗は、オランダ人から馬の医療には牛乳が必要だというアドバイスを受けて牛の飼育を始めました。千葉県付近で行われたこの飼育が、近代酪農の始まりとも言われています。

さらに日本が開国したことで、日本には再度牛乳が広まりました。

現在のように一般的に飲まれるようになったのは明治時代、1871年頃のこと。天皇が毎日牛乳を飲んでいたことがきっかけで庶民も牛乳を口にするようになりました。そして現在のように身分や年齢を問わず、日本中に牛乳が普及するようになったのです。

このように、一般庶民が牛乳を口にするようになったのはごく最近ですが、日本では少なくとも飛鳥時代から飲まれていた上に、その健康への効用や、適切な飲み方もきちんと知られていたのです。

参考資料
一般社団法人日本乳業協会
一般社団法人 日本乳容器・機器協会
日本の牛乳の歴史 – findNew 牛乳乳製品の知識
Come on House

 

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