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超話題の2019年NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!神田上水をつくったのは誰か?

超話題の2019年NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!神田上水をつくったのは誰か?

大久保藤五郎説

家康の古い家来に、大久保藤五郎という人物がいました。彼はお菓子作りの名人。家康はそんな藤五郎にたびたび菓子をつくらせ食べていました。菓子作りのカナメは「水」。藤五郎はさぞ「水利き」ができるだろう・・・そう考えた家康は、天正18年(1590年)の夏、藤五郎に江戸城下の上水の普請を命じます。

伝説では、藤五郎は驚くべきことに約3か月で小石川目白台下の河流を神田方面に通し、神田上水の基礎となる部分を造り上げました(小石川上水とも呼ばれる)。住人達の飲み水の確保に大きく貢献した功績により家康から「主水(もんと)」の名を賜りました。

藤五郎は元和3年(1617年)7月6日死去するも、彼の子孫は代々「大久保主水」を名乗り、幕府御用達の菓子司となりました。

3ページ目 百姓・内田六次郎説

 

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