全部わかりますか?辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2015」結果が発表されていました
「今年の〜」が出てくると、年末感が増しますね。辞書の三省堂が選ぶ「今年の新語2015」のベスト10が発表されました!
応募総数述べ667語に編集部案を加えたものの中から、一語一語を辞書編纂のプロフェッショナルである選考委員が厳正に審査して、栄えあるベスト10+選外2語を選定。
「今年の新語2015」は、「今年、発生した言葉」ではなく、「今年、特に広まったと感じられる新語」とのこと。なので、人によってはだいぶ前から使ってたよ、ということばがランクインしているかもしれません。今後、定着する見込みのある言葉「将来、辞書に載せてもおかしくない」ということばが集まりました。気になる結果は以下のとおり。
2015年の大賞は「じわる」。満場一致の高得点で堂々の1位に選ばれました。マスコミで新語として報道されたことはないようですが、インターネットユーザーなら既知のことばではないでしょうか。
選考結果発表のページでは、選ばれたことば一つ一つに三省堂の辞書シリーズ”風”の語釈付き。こちら、三省堂で辞書を編む人がつけているので、本当に辞書に掲載されていることばみたいです。国語辞典の性格によって少しずつ異なる説明の違いの面白さがじわります。
「今年の新語2015」は選評がまた深い。辞書を編む人のことばの切り口、解釈が実に面白いので、ぜひご一読ください。
「今年の新語2015」は全部わかりましたか?自分なりの新語ランキングを作ってみても楽しそうですね。
選考結果発表|三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2015」