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大河ドラマ「光る君へ」で金田哲が演じる藤原斉信の弟・藤原道信とは何者か?その生涯をたどる

大河ドラマ「光る君へ」で金田哲が演じる藤原斉信の弟・藤原道信とは何者か?その生涯をたどる:2ページ目

歌人として名声を勝ち取る

ここまで駆け足で藤原道信の生涯をたどってきました。

先ほど和歌に堪能であることを紹介しましたが、小倉百人一首にあるこの和歌をご存知の方は多いのではないでしょうか。

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
※『後拾遺和歌集』恋二672より

【意訳】夜が明けてもまた日が暮れるのだから、また貴女に逢えると解ってはいる。解ってはいるけど、いっときでも貴女と離れ離れになるのが辛くて、朝を恨んでしまうのだ……。

この和歌をはじめ『拾遺和歌集』など勅撰和歌集に49首が採録されるほどの歌人でした。
また家集『道信朝臣集』があり、道信の才智を現代に伝えています。

そして中古三十六歌仙の一人として後世に伝わり、今も歌人たちにとって憧憬の的となっていることでしょう。

終わりに

NHK大河ドラマ「光る君へ」には登場の機会がなかった藤原道信。残念ながら次の平安時代作品に期待したいところです。

「光る君へ」では、百人一首に登場する名高い歌人がこれからも活躍するはずなので、これからも注目していきましょう!

※参考文献:

  • 山本信吉『摂関政治史論考』吉川弘文館、2003年6月
 

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