出雲阿国、桜姫、静御前…歌舞伎を語るには欠かせない女性がテーマのジュエリー『Re;sonate』から誕生!
歌舞伎俳優・市川九團次さんプロデュースによる、日本の伝統文化をテーマにしたジュエリーブランド『Re;sonate(リゾネイト)』が誕生です。
「Re;sonate」は、歌舞伎などの日本の伝統文化をテーマに、身に着ける方の心に直接語り掛けるストーリー性のあるデザインを展開するジュエリーブランドで、コンセプトは、伝統と革新の融合。
そしてこのほど、同ブランドの第一弾商品となる、歌舞伎を語るには欠かせない5人の女性をテーマにした【花ひらく】シリーズが発表されました。
“花ひらく”は、花が咲くという意味のほかに、才能が開花するという意味。このシリーズでは、歌舞伎において気高さや信念、美しさなど自分自身が持つ才能を開花させたことで人生を切り開いた女性をテーマにデザインしているそうです。
出雲阿国
~才能 Talent~
巫女であり歌舞伎の創始者。自らの才能で新たな芸術文化を作り上げた。歌舞伎踊りを踊る着物の袂や、頭に巻いている鉢巻がモチーフに。歌舞伎の語源となった【傾く】とは、まっすぐではなく一筋縄ではいかないアウトローを意味します。そんな傾奇者である出雲阿国のように、他にはないデザイン。
桜姫
~信念 Faith~
≪桜姫東文章≫
恋人の僧と心中を図った稚児の生まれ変わりである桜姫。姫という高貴な出身でありながら、遊女に身を落とす破天荒な姫だが、信念を貫き実家の再興を果たす。
名前の通り桜をモチーフにして姫らしい気品を表しつつ、桜吹雪が舞うような内に秘める力強さを感じさせるデザイン。
三浦屋揚巻
~気高さ Pride~
≪助六由縁江戸桜≫
吉原でも最高峰の遊女である揚巻。周りを圧倒するほどの美しさと豪華さ、そして得意客の男性に対しても一歩も引かずに啖呵を切る大胆さをデザイン。
遊女の簪をモチーフにして女性らしさを出す中にも、揚巻の気高さを表現しています。
静御前
~華やかさ Brilliance~
≪義経千本桜≫
容姿の美しさだけはなく、義経のみならず鎌倉中の人を魅了した華麗な舞の名手。
その美しく華やかに舞っている姿を小さなジュエリーの中で最大限に表現したデザイン。着物の裾や袖がたおやかに流れている様子や、鼓がモチーフに。
お軽
~行動力 Energy~
≪仮名手本忠臣蔵≫
腰元から町女、最後は遊女へと、時を経るにつれて目まぐるしく変化するお軽。
恋人のために奔走するという一途さと行動力を感じられるようにシンプルでまっすぐな想いをデザイン。直線はその一途さと同時に、腰元出身という事で矢絣柄の着物を象徴しています。
戦国武将や幕末の志士などがテーマのジュエリーはこれまでにもたくさんありましたが、歌舞伎を語るには欠かせない女性がテーマという切り口は、ジュエリーデザインにおいてこれまでに見られなかった斬新さがあり素敵ですね。
『Re;sonate(リゾネイト)』の今後の展開にも期待!
第一弾の【花ひらく】シリーズは、9月の本ローンチに先駆けてオンラインショップにて一部取扱を開始しています。