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キモカワ擬人化!7月9〜10日の「浅草寺ほおずき市」にちなみ歌川国芳「ほおづきづくし」を紹介

キモカワ擬人化!7月9〜10日の「浅草寺ほおずき市」にちなみ歌川国芳「ほおづきづくし」を紹介

毎年7月9日、10日は「四万六千日」のご縁日にちなんで浅草寺でほおずき市が開かれます。ほおずき市のはじまりなどに関しては先日の記事 何故お盆に「ほおずき」を飾るの?その意味とは で紹介していますので是非ごらんください。

今回は本日から開かれている 「浅草寺ほおずき市」にちなんで、江戸時代の浮世絵師 歌川国芳が描いたほおずきを擬人化した作品「ほふづきづくし(ほおずきづくし)」をご紹介します。ぷっくりとした形が可愛い植物のほおずきですが、擬人化することでなんともユルくキモ可愛いものに仕上がっています。

こちらは ほふづきづくし で一番有名と思われる作品「ほふづきづくし 夕立」。突然の雨に降られて急ぐほおづき。擬犬化された?ほおづきもいますね。(画像出典

こちらはほおづきづくしで五条橋のストーリーを再現。手前は弁慶でしょうね。(画像出典

こちらは壇之浦の戦いを再現したほおづきによる八艘飛び。(画像出典

こちらは瀬田の唐橋 のムカデ伝説 を再現しているのでしょう。(画像出典

こちらはほおづきたちが相撲を取っていますね。黄色い顔のほうづきが行司でまわしを付けているのが力士ですね。(画像出典

いかがでしたか?ほおづきを擬人化するという発想自体が面白いですが、浮世絵にはほおづきを題材にした作品は少なくなくその中に国芳のように擬人化した作品もあります。それだけ当時はほおづきは庶民に馴染み深い植物だったのでしょう。今も昔も擬人化はウケが良いようですね。

歌川国芳の「ほおづきづくし」は現在までに9作品が確認されているということなので、その他の作品の情報が入ったら改めて紹介します。

最後に、ほおづきの擬人化と言ったらやはりこのキモカワな作品を忘れてはいけません。歌川広重による「童遊ひ見立ほふづき」。カオスを感じるこの作品、あぁ、夢に出てきそう…

tumblr_mpzgjpRPoi1qbn3ato1_1280-590x443なんだこの浮世絵はww まさに江戸時代のキモカワw

浅草寺ホームページ

 

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