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プリンはかつて高級洋菓子だった!日本で独自に発展し驚きの進化を遂げた歴史

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世界のプリン

プリンが一般家庭でも普及し始めたのは、電気やガスが普及し冷蔵庫が登場した1964年頃といわれています。また卵や牛乳などの材料も安く手に入るようになり、プリンを手軽に作るための便利な商品も発売されるようになったのです。

その後、1972年にはグリコからプッチンプリンが発売されました。容器から簡単に取り出せるようにしたアイデアは当時としてはとても斬新な驚くべきもので、たちまち話題となり好評を博します。

また、蒸したプリンだけではなく焼いたものや固めたものなども作られるようになり、プリンのバリエーションはどんどん増えていきました。

プリンは、世界各国で独自のアレンジを加えられて、国ごとに特色があります。例えば、ブラジルではプジンという名前でコンデンスミルクを使った固めのプリンが作られます。ドイツのプリンはどろっとしたクリーム状のもので、Puddingという名前で食べられています

プリンはそのシンプルさゆえの素朴な味わいと、自由にバリエーションを利かせられる楽しさが大きな特徴です。だからこそ、世界各国で愛されていると言えるでしょう。

参考資料
北の菓子 菓風
グリコ栄養食品株式会社

 

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