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自慢できるコトバの語源 どうしてそんな名前なの?横綱〜序ノ口まで、大相撲の番付の名前の由来を紹介します!

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小結

「三役」と呼ばれるようになる最初の階級である「小結」の由来は、実ははっきりとは分かっていません。
結びの三番である「小結・関脇・大関」の取組のうち、最初の取組を行うことから「小口の結び=小結」と呼ばれるようになったという説が有力です。
「小口」には、「先端」「物事の始まり」などの意味があります。

前頭

「前頭」とは本来「前相撲の頭」という意味で、番付外の「前相撲」以外、つまり序ノ口以上で横綱や三役以外の力士は全て「前頭」であることが、番付表を見ると分かります。

しかし現在では、「横綱・三役以外の幕内力士」つまり「平幕力士」を「前頭」と呼ぶのが一般的となっています。

十両

正式名称は「十枚目」で、「十両」は通称です。
元々「幕内」の次の番付は「幕下」でしたが、幕末~明治にかけて幕下の上から10枚目までの力士には「十両」の給料が支給され、幕内力士に準ずる待遇とされるようになったことから「十両」と呼ばれるようになったとされています。

ちなみに現在では「十両」は東西14枚目までと、定員が増えています。

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ここからが「関取」と呼ばれる階級大相撲の力士が番付を上げていき、最初に「関取」と呼ばれるようになる階級が「十両」です。十両に上がると、力士への待遇は幕下までとは大きく変わります。幕下までと…

幕下

正式名称は「幕下二段目」で、番付表の最上段に四股名が書かれる幕内力士に対し、その下の2段目に記載されることから、このように呼ばれるようになりました。

三段目

「三段目」の由来も「幕下」と似ています。
番付表の「上から3段目」に四股名が記載されることから、そのまま「三段目」と呼ばれるようになりました。

序二段

こちらも、番付表を見れば名前の由来が分かります。
「下から2段目」に四股名が書かれる番付ということで、「序二段」と呼ばれます。

序ノ口

番付表のいちばん下の段に、針で書いたような細い小さな字で記載されます。
相撲用語以外でも「まだまだ序ノ口(始まったばかり)」のような使い方をされますが、番付外の「前相撲」から上がり、最初に番付表に四股名が載る番付です。

【参考】
『好角家入門/番付表の見方』
『力士の世界/33代木村庄之助』角川ソフィア文庫
横綱(よこづな) – 語源由来辞典
小結(こむすび) – 語源由来辞典

 

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