- No.194一番槍、抜け駆け などなど…現代でも使われている”武士の文化”に由来する言葉をご紹介
- No.193かつては”幻の豆”と呼ばれていた山形名物「だだちゃ豆」はなぜ ”だだちゃ” と呼ぶの?
- No.192万年筆の‟万年”っていったい何なの? 万年筆が日本で使われるようになるまで
原型は縄文~弥生時代!別名”医者殺し”とも呼ばれてきた「味噌」の語源て何だろう?:3ページ目
終わりに
一晩水につけ込んだ大豆を柔らかく水煮にしてから擂鉢でこなし、塩と米麹と種味噌を丹念に混ぜ込んでから樽に仕込んだら、夏の暑さでよく発酵させてから天地返し(混ぜることで均質化)、そして晩秋から初冬にかけて出来上がります。
味噌は古くから日本人の健康長寿を支えてきた健康食品で、別名「医者殺し」とも呼ばれたその栄養バランスは、世界的にも高く評価されています。
食生活もすっかり欧米化している昨今、故郷や祖国の風土が培った文化を見直し、出来ればそのルーツにも触れてみることで、先人からの恩恵を実感できるかも知れません。
バックナンバー
- No.194一番槍、抜け駆け などなど…現代でも使われている”武士の文化”に由来する言葉をご紹介
- No.193かつては”幻の豆”と呼ばれていた山形名物「だだちゃ豆」はなぜ ”だだちゃ” と呼ぶの?
- No.192万年筆の‟万年”っていったい何なの? 万年筆が日本で使われるようになるまで
- No.191もともとは「やよす」?東京の「八重洲」の地名は外国人の名前に由来していた。その名称の変遷を紐解く
- No.190筋子とイクラの違い?ご飯食べるのになぜ「お茶碗」?知ってるようで知らない和の食材【その3】