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俺たちの泰時の面影が今も残る…鎌倉幕府三代執権・北条泰時の菩提寺「常楽寺」に行ってみた

俺たちの泰時の面影が今も残る…鎌倉幕府三代執権・北条泰時の菩提寺「常楽寺」に行ってみた

仏殿の天井には、雲龍図が描かれていました。この作品の龍は、狩野雪信の作とされ、両眼に睛(ひとみ)がありません。その理由として、夜になると龍が動き出したため、両目の視力を奪われたと伝わっています。

「画竜点睛」という言葉があるように、もしかしたら、絵に魂が入って、飛び去ってしまうことを恐れて、意図的に睛をいれず、最後まで完成させなかったのかもしれません。

この仏殿の裏にまわると、泰時のお墓があります。

この少し離れたところに、裏山があります。この裏山は、地元で粟船(あわふね)山と呼ばれ、お寺のある大船の地名の由来と言われています。次回はこの辺りを、もう少し散策してみます。

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粟船山 常楽寺

  • 所在地:神奈川県鎌倉市大船5丁目8−29
  • アクセス:JR大船駅徒歩15分、JR大船駅東口からバス
  • 拝観時間:9時00分から16時00分
 

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