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「まじ卍」とは江戸時代から使われている言葉が変化したものだった:2ページ目
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1781(天明元)年に書かれた『にやんの事だ』には、「気の毒そふなほ付にてまじになり」など、少なくともこの頃には「まじ」という言葉が登場していることがわかります。
当時は、主に芸人の楽屋言葉として使われていた、いわば業界用語として生まれた言葉で、意味に関しては、今とほとんど変わらない「真面目に」という意味だったようです。
やがて、この「まじ」が、「この焼きそば、‶まじ″うまくね?」なんていう風に、「とても」という意味も持つようになりました。こうしてみると、「まじ卍」の意味には、江戸時代から続く長い言葉の系譜があるように思えます。
私たちが何気なく使っている言葉、一見新しい若者言葉に思えるような言葉でも、このように紐解いていくと意外と古い時代から使われている言葉をアレンジしたものだと気がつくかもしれませんね。
参考
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