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幕末〜明治維新に生き、議会政治や英語の重要性を説いた政治思想家・赤松小三郎

幕末〜明治維新に生き、議会政治や英語の重要性を説いた政治思想家・赤松小三郎

議会政治を説く

上田藩での活動に限界を感じた小三郎は、京都で私塾を開いたり、薩摩藩で英国式の兵法を教えたりします。

さらに、1867年(慶応3年)5月には、松平春嶽・島津久光に「建白七策」を提出し、二院制議会を提唱します。

これは、坂本龍馬が提出した「新政府網領八策」より時期が早く、後世に高い評価を得ています。

37歳の若さで亡くなる

小三郎は幕府や佐幕藩と協力するという国作りを目指していましたが、強硬路線に舵を切った薩摩藩にとっては疎ましい存在に。慶応3年9月3日、上田に帰る途中で桐野利秋ら薩摩藩士に暗殺されました。37歳という若さでした。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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