むち打ち、海老責、釣責…想像したくもない江戸時代の残酷でキツすぎる拷問の数々:2ページ目
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釣責
ここまでの拷問を耐えた場合でも、釣責が待っていました。これは囚人の手を後ろで縛り、梁につるすというもの。これでは、ほとんどの囚人が自白したということです。ここまで過酷な拷問ですから、たとえ自白したとしても、それが本当にその囚人が犯した罪なのかどうか、冤罪も多かったのではないでしょうか。
なぜここまで残酷に?江戸時代の処刑の理由
ここまでご紹介し、どうしてここまで残酷な拷問を行っていたのか、疑問に思った方もいると思います。
江戸時代、処刑は世の中の秩序を維持するためのものでした。囚人の首をさらしたのは、その後の犯罪をなくすため、つまり見せしめだったのです。
犯罪をした者を社会からいなくさせるため、被害者の復讐心を満たすためなど、一般の民衆にもある程度は受け入れられていたのではないでしょうか。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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