懐かし過ぎる!あの「グリコのおまけ」が集まった豆玩具の企画展が開催!
宮本順三、またの名をZUNZOという人を知っていますか?あまり聞きなれない名前かもしれませんが、この人の作品は日本人なら誰もが知っているグリコの豆玩具(おまけ)のデザイナーなのです。
手がけた数は3000種類というスゴさ!しかも、今年で生誕100周年を迎えた宮本順三。そんな記念の年にグリコのおまけを集めた企画展が彼の地元大阪で開かれるのです。1935年から1970年代のおまけが展示されるとあって、これは必見です!
おまけ文化だけではなく、その「おまけ」と言う語源自体も大阪が発祥なんだとか。「ちいさいことはいいことだ」と言う言葉を残した宮本順三。写真をみるとその優しいお人柄がよく出ていますよね。複雑な創りのモノをちいさいおもちゃにするのは、きっと大変だったことでしょう…
そもそも今回のイベントは、開催時期がお正月ということもあって昔ながらの日本の伝統文化を親しんでもらおうと企画されたもので、その他にも世界初「折る刃式のナイフ」を考えた、オルファカッター(こちらも大阪の企業です!)の創業者岡田三朗さん発案の“サブローごま”を作るワークショップがあったり、落語があったりと、子供から大人まで楽しめるイベントです。詳しくはキッズプラザ大阪のサイトで確認してみて下さいね。
小さい頃、誰でも一度は買ったことがあるグリコ。「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピーでもお馴染みで栄養満点なキャラメルと知られていますが、実際のところは「おまけ」が目当てではなかったでしょうか?
今回展示されるのは男の子用とか女の子用など、いろんなシリーズがあって集めたものです。ちなみに大阪にはグリコのおまけや絵画をはじめ、郷土玩具などのコレクションの展示がある記念館もありますよ。
「みて・つくって・あそぶ!豆玩舎ZUNZOのおもちゃ展」
2017年1月3日(火)〜9日(月・祝)10:00~16:30 (最終受付16:00)
入場自由(有料のプログラムもあります)