『豊臣兄弟!』なぜ長宗我部元親は秀長に屈した?史実に残る2人の関係性と「鬼若子」のその後…:4ページ目
元親を滅ぼさなかった秀吉
こうして四国の雄・長宗我部元親は秀吉の軍門に降りました。しかし、秀吉は元親を滅ぼすことまではしませんでした。
四国は秀吉によって国分けされ、元親には土佐一国が安堵されます。
阿波は秀長とともに元親との和平交渉を担った蜂須賀正勝、讃岐は仙石秀久と十河存保、伊予は毛利家の小早川隆景(山本浩司)らに与えられました。
ドラマでは第10回「信長上洛」で初登場した元親。その後も度々登場し、信長が行った京都馬揃えのときは、秀長と語り合い「旨い魚を食いに土佐へ来い」と親し気に誘っていたシーンは、元親の人柄がしのばれ印象的でした。
これから以降、元親は豊臣政権下の大名として九州征伐、小田原征伐、朝鮮出兵などに従軍します。
そして1599年(慶長4年)5月19日、伏見の屋敷でその波乱に満ちた生涯に幕を閉じました(享年61)。
四国統一という野望を掲げ、果敢に戦った長宗我部元親。しかしその前に立ちはだかったのが、天下統一へと突き進む、羽柴秀吉と羽柴秀長だったのです。
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