アート - 日本文化と今をつなぐ。Japaaan

見よこの膨よかさ!職人が真剣に伝統工芸 木目込み人形の「初音ミク」を作ってみた

見よこの膨よかさ!職人が真剣に伝統工芸 木目込み人形の「初音ミク」を作ってみた

伝統工芸品の木目込み雛人形を制作している、大正8年創立の真多呂人形から、ボーカロイドキャラ「初音ミク」な木目込み人形が発表されました!

木目込み雛人形「初音ミク雛」がこちら。

ドーーーン!

見よこの趣深い顔立ち!伝統的な表情を貫くその姿勢、たまらない。

初音ミク雛の開発当初は頭部はフィギュアで制作し、木目込み人形のボディにしつらえる予定だったそうですが、最終的には真多呂らしい伝統的な木目込み人形をベースにするということになり、あえてこの膨よかな表情にしたそうです。

注目すべきは表情だけではありません。初音ミクのダンスをイメージした立ち姿には十二単の色合わせ。扇をひらひらとさせながら優雅に舞う姿は、いつもの初音ミクとはまた違った美しさが感じられます。

雛人形は時代考証を踏まえ意匠を決定しますが、「初音ミク雛」は伝統的な意匠の中に、初音ミクらしさを随所に取り入れ表現をしているとのこと。

現在では日本のポップカルチャーのひとつとして人気の初音ミクと、代々受け継がれてきた伝統工芸の技術が融合。新しいジャパンカルチャーの形とも言えるのではないでしょうか。

「初音ミク雛」は非売品となりますが、真多呂人形会館(ショールーム)に展示されています。これを機会に木目込み人形の歴史と技を見直してみるのも良いかもしれませんね。

 

木目込み人形の真多呂人形

 

RELATED 関連する記事