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【豊臣兄弟!】秀長の死去まで4年…「光秀だけが忠臣だった」公方様(尾上右近)の後悔と秀長に遺した警告

【豊臣兄弟!】秀長の死去まで4年…「光秀だけが忠臣だった」公方様(尾上右近)の後悔と秀長に遺した警告:5ページ目

「お仕えしたいのはただ一人」な光秀に聞かせたかった言葉

第29回『天下への道』。

本能寺の変後、捕らえた光秀(要潤)を茶室に迎えた秀吉。

「わしが見たかったのは……足利義昭様の世じゃ。真にお仕えしたかったのは生涯ただ一人」と光秀。

薄暗い茶室、二人を見守る阿弥陀仏、極楽からの迎えが来たかのように光秀を背後から包み込む光。

質素で薄暗い部屋で茶を点てて光秀を“もてなす”秀吉は、お点前や茶道具を自慢したいのではなく、ただただ光秀に「信長を殺した真意を問いたい」という純粋な気持ちだったのだと思います。

だからこそ、「お仕えしたいのはただ一人」の言葉に共鳴し涙を流したのでしょう。このときの、茶室も秀吉のお手前も忘れられません。

変わったなあ、秀吉。

そして、この公方様の言葉。「公方様は、何一つ変わってはいなかった」と、この時の光秀に聞かせたかった。

変わりゆく秀吉は今後…

公方様が心からの警告をし、利休が憂慮したように。

権力を得て己では制御できない「力」により変わっていく秀吉。
その秀吉に呼応し危うさを帯びていく秀次。

そんな兄を心配する変わらない秀長。

兄弟の絆がずっとテーマだった「豊臣兄弟!」ですが、「変わりゆく者」と「変わらざる者」として亀裂が生じていくのかもしれません。

主人公の秀長が大和郡山で死去する1591年まで、残りわずか4年。

この先、どこまで豊臣家の将来が描かれていくのでしょうか。

参考:
・羽柴秀長とその家臣たち 秀吉兄弟の天下一統を支えた18人 黒田 基樹
・北野大茶湯輯成
・秀吉の智略「北野大茶湯」大検証竹内 順一・田中 秀隆・中村 修也・矢野 環

 

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