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メディア文化が大きく開花!大正時代、総合誌・大衆向け・女性向けなどさまざまな「雑誌」が登場

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子ども向け雑誌

さまざまな子ども向け雑誌も発行されました。興味深いのは、『子供之友』1914年12月号。これにはなんと、赤い服、赤い帽子、白いひげをした「サンタクロース」の姿が掲載されています。

映画雑誌も登場

映画自体は明治時代に公開されていましたが(当時は活動写真という名前でした)、大正時代になりよりさかんに。映画雑誌についても、大正2年(1913年)には『映画』『映画芸術』『映画表現』『映画と探偵』などが発行されています。また、今でもある『キネマ旬報』も大正8年(1919年)に発刊されました。

雑誌以外のメディアも盛んに

ここまで雑誌に焦点をあててご紹介してきましたが、大正時代はほかのメディアも影響力を持っていきました。大正時代に生まれたものや、明治時代に日本に入ってきたものがさらに人々に普及するなどしました。

たとえば、新聞は速報性と娯楽性を兼ね備えたメディアとして大正時代に大きく発行部数を伸ばしました。特に大正時代の末期には「大阪朝日新聞」と「大阪毎日新聞」が急速に成長。

また、ラジオ放送が始まったのも1925年のことでした。さらに、レコードは明治時代にもありましたが、両面のSPレコードが発売され普及していったのは、大正元年(1912年)ごろのことでした。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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