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踊ってる場合じゃないだろ!踊り好きが災いし城を落城させてしまった戦国武将がいた!

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踊りは亀井踊りとして現代に

津和野踊り/日本遺産津和野今昔より

そして、金剛城を攻略するために踊られた踊りは戦勝祝いを込めて「亀井踊り」と呼ばれ、玆矩が鹿野藩主となった亀井家で継承されました。

亀井踊りは現代でも踊り継がれ、鳥取県の無形民俗文化財として知られています。

玆矩の勇姿を伝えるため、金剛城の合戦の様子を太鼓で表現した「鹿野亀井太鼓」も創作されました。

また、玆矩の子・亀井政矩(まさのり)が元和3年(1617)に鹿野藩から津和野藩(現在の島根県津和野町)に移封となった際に亀井踊りも受け継がれ、津和野では「津和野踊り」として伝わっています。

ちなみに、踊っている人が身に着けている黒頭巾は兜を隠すために被っていた頭巾の名残です。

参考:長谷川ヨシテル『ポンコツ武将列伝』‎2017年、柏書房

トップ画像はイメージ:「ええじゃないか」に興じる人々(Wikipediaより)

 

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