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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 「どうする家康」信長を殺し、天下を獲る!?第26回放送「ぶらり富士遊覧」振り返り

「どうする家康」信長を殺し、天下を獲る!?第26回放送「ぶらり富士遊覧」振り返り

「化けおったな……家康よ」

悲劇の築山殿事件(天正7・1579年8月29日~9月15日)から3年。

愛する妻・瀬名(演:有村架純)と嫡男・松平信康(演:細田佳央太)を喪い、人が変わったようになってしまった徳川家康(演:松本潤)。

二言目にはいつも上様、上様、上様……よもや織田信長(演:岡田准一)の犬に成り下がってしまったか、と家臣たちの鬱屈は最高潮に達します。

しかし、耐え続ける家康には秘めたる野心がありました。

「信長を殺す」

妻子を奪われた怒りや恨みを押し殺し、ひたすら忍従してきた白兎は、狼を食ってやろうと復讐の時を狙っていたのです。

「わしは、天下を獲る」

本能寺の変(天正10・1582年6月2日)まで、あと46日。果たして家康の野望は成就するのでしょうか?

……という訳でNHK大河ドラマ「どうする家康」、第26回放送「ぶらり富士遊覧」は箸休めのコメディ回かと思わせつつ、実はドス黒く“闇堕ち”した家康が描かれていました。

(いや、本作の築山殿&信康は100%自業自得でしょ?信長を恨むのは筋違いでは……と思いましたが、今後「ストーリーの整合性」や「戦国時代のリアリティ」などに言及するのはなるべく控えます)

それでは今週も、気になるトピックを振り返っていきましょう。

2ページ目 高天神城の合戦、武田家滅亡

 

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