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織田信長が薬草園を開いていた?戦国時代にはどんな薬が使われていたのか

織田信長が薬草園を開いていた?戦国時代にはどんな薬が使われていたのか

戦国時代の薬師(くすし)、医学の重要性

薬師(くすし)は、現在でいうところの薬剤師です。しかし、手術などの医学技術が発達していなかった戦国時代、この薬師は、患者の様子を見て、それに合う薬を処方し、医者のような役割を担っていました。

当時は、中国から伝わってきた漢方に、日本独自の薬学が加えられたものでした。当時は、戦が頻繁に起こる戦国時代。このころから、医学や薬学の必要性が以前にも増して大きくなっていきました。そして、兵士の体調に関わる問題のため、薬は軍事物資として重要視されるようになりました。

大名によっては、薬の流通を細かく管理する者もいました。また、武田信玄は、侍医であった永田徳本が記した「十九方」を陣中の必携書としたといいます。

いかがでしたか?今回は、織田信長が作った「薬草園」や、武田信玄が陣中の必携書とした「十九方」など、戦国時代における薬にまつわる歴史をご紹介しました。

この記事が、みなさんが少しでも戦国時代や日本の歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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