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【真田十勇士】どこまでが史実?ドラマの舞台『九度山』真田幸村が耐えた14年の困窮と十勇士の正体

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立川文庫が『真田十勇士』『猿飛佐助』の人気を決定

江戸時代、寛文12年(1672)ごろの軍記『難波戦記』に、真田幸村が徳川家康を苦しめる英雄として描かれ、後期に成立した『真田三代記』では真田昌幸・幸村・大助の三代が徳川に対抗する物語が人気に。

後の十勇士につながる名前の人物(三好清海入道・三好伊三入道、穴山小助、由利鎌之助など)が既に登場していました。

そして、現在に至るまでの「真田十勇士」「猿飛佐助」のイメージをほぼ決定づける役割を果たしたのが『立川文庫』(明治44年〜大正期)です。

旅回りの講談師だった二代目玉田玉秀斎を中心に、その家族(特に山田酔神=山田阿鉄ら)が「書き講談」として創作・編集し大ヒット。

これにより「創作上の忍者ヒーロー集団」のヒーロー・猿飛佐助が大スターになります。

忍術や超常的な活躍を取り入れた痛快なエンタメ作品として、以来さまざまな派生作品が誕生し、現在でも子どもから大人まで広く支持され続けています。

十勇士と共に愛されている『九度山』のゴン

九度山は、真田幸村が「身を潜めた」史実の地であり、同時に十勇士伝説が育まれた想像の地でもあります。

立川文庫における九度山の描き方は、史実の「蟄居の地」をベースにしつつ、十勇士が集い、情報を集め、大坂への動きを準備する拠点として物語を膨らませる「隠れ家・待機の拠点」として描かれているようです。

余談ですが、九度山で真田十勇士と並んで人気があるのが「ゴン」。

『慈尊院』に、昭和60年代に近所に住み着いていた紀州犬と柴犬の雑種犬です。

その子は、高尾山への参拝者の道案内をしてくれることで人気がありました。

2002年6月5日に亡くなったものの、数多くの参拝者に愛されていたために境内の弘法太師像の横にゴンの石像『高野山案内犬ゴンの碑』が設置。

「ゴンの犬守り」も、ペットのいる参拝者に人気です。

最後に

ドラマ『真田十勇士』は、史実とフィクションの両方を巧みに融合させて、現代の視聴者に「影の世界」を届けています。

忍術などの表現は、新しい視覚効果を取り入れている部分が、海外のファンにも人気だそうです。

高野山参詣と合わせてヒーローたちの誕生の場所となった『九度山』に訪れ、静かな山里に宿った「影」たちの活躍を想像しつつ、現代に甦った彼らのドラマを堪能するのもお勧めです。

『真田十勇士』の話題は、こちらの記事もぜひご覧ください。

【真田十勇士】岩本照演じる猿飛佐助は何が違う?100年前の誕生秘話からドラマ独自の大胆改変まで徹底比較

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参考:
・『真田幸村〜歴史トラベル〜英傑三代ゆかりの地をめぐる』
真田六文銭巡礼の会著(メイツ出版)
・九度山町 ホームページ
・慈尊院 ホームページ

 

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