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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 「どうする家康」よく言った!本多正信が代弁する民の声。第9回「守るべきもの」振り返り

「どうする家康」よく言った!本多正信が代弁する民の声。第9回「守るべきもの」振り返り:4ページ目

次週・第10回放送は「側室をどうする!」

「毎日たらふく飯を食い、妻と子を取り返すために戦をするような者に、民の苦しみが解るものか」

「……悔いなければならないのは、殿にござる。この大たわけが!」

家康を指弾する正信の声はまさに民の声、そして視聴者の声だったのではないでしょうか。「とうに悔いておる」と言い返した家康。ではその反省を活かして、次週より生まれ変わってくれるものと大いに期待します。

かくして家康の軽挙妄動に端を発した三河一向一揆は、空誓上人との和睦によって終焉を迎えました。

「寺を元に戻す……寺が建つ前の野っ原に」

正信の置き土産となった献策により寺院を破却、どうにか三河国を平らげた家康。しかし一揆の裏では甲斐の武田信玄が糸を引いており、次なる謀略を繰り出してくることでしょう。

さて、次週の第10回放送は「側室をどうする!」。合戦パートを乗り越えた家康ファミリーが、次は男児を産ませる側室探し。コメディ的な展開が予想されますが……。

また今川氏真(演:溝端淳平)との対決も再開する様子。腐っても「海道一の弓取り」今川義元(演:野村萬斎)の嫡男として、意地を見せて欲しいところです。

果たして家康は瀬名(演:有村架純。築山殿)の激励によって穢土を浄土に変えられるのか、今後の覚醒に期待しましょう。

※参考文献:

  • 『NHK大河ドラマ・ガイド どうする家康 前編』NHK出版、2023年1月
  • 『徳川実紀 第壹編』国立国会図書館デジタルコレクション
 

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