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幕末を生き残り明治時代の世をたくましく生きた新選組の元隊士たち

幕末を生き残り明治時代の世をたくましく生きた新選組の元隊士たち

箱根戦争まで戦った島田魁は、降伏の三年後、京都にて剣術道場や雑貨商を営み、1886(明治19)年からは西本願寺の夜間の守衛をも兼務しています。

島田には、「新政府で働かないか」という誘いもあったそうですが、「若くしてこの世を去り、地下に眠っている友人たちはどうするのだ?」と返答し、断固として官職につくことはなかったそうです。

他にも「安倍七号」というリングの栽培に精を出した阿部十郎や、横浜市会議員、神奈川県議員を歴任した近藤芳助(川村三郎)、小学校の用務員として働いた山野八十八(やまの やそはち)、戊辰戦争の御陵衛士の墓碑を建立した篠原泰之進などそこには多様な人生模様があったようです。

誠の志は維新後も…明治維新後も生き抜いた3人の新選組 古参隊士たち

幕末に活躍した新選組の中には、永倉新八や斎藤一の他にも明治維新後を生き抜いた隊士たちがいました。今回はその中から新選組創設期になる文久3年(1863)から入隊し、生き残った古参3人を紹介したい…

時代そのものは変わってしまっても、元隊士たちの心の中にはいつまでも新選組時代の経験が深く刻まれていたのかもしれません。

参考

 

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