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六道珍皇寺にある地獄へつながる井戸!?小野篁にまつわる地獄伝説

六道珍皇寺にある地獄へつながる井戸!?小野篁にまつわる地獄伝説

篁が使った?地獄へつながる井戸がある「六道珍皇寺」

六道珍皇寺は京都府東山区にあるお寺。六道珍皇寺がある場所は、鳥辺山という平安時代からある墓所の麓です。当時は亡くなった人を鳥辺山のお墓に埋葬する前に、この場所で最後のお別れをしました。ですから、この場所は「あの世とこの世の境」(六道の辻)と言われ続けているのです。

境内に入ると「あの世への入り口 六道の辻」と書かれた、少しギョッとする提灯が。

撮影は禁止ですが、篁像と閻魔大王像があります。篁像は等身大といわれており、なんとその身長は180cm!現代でも高身長ですから、平安時代の人達してみれば、まさに巨人だったのではないでしょうか…

そして、篁が地獄へ出勤する際に使ったという伝説が残る井戸。日中の出勤が終わったあと、篁は夜な夜なこの井戸を通って閻魔大王の下に行っていたのでしょうか。

こちらの井戸は普段は非公開になっています。年に数回公開期間があるので、チェックしてみてくださいね。

3ページ目 実は百人一首の一人だった篁

 

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