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【ブラッサム】保との別れ、そして再々婚…黒崎(遠藤憲一)モデル、名編集長・滝田樗陰が引き寄せる数奇な運命

【ブラッサム】保との別れ、そして再々婚…黒崎(遠藤憲一)モデル、名編集長・滝田樗陰が引き寄せる数奇な運命:3ページ目

 
2026/10/28

東京に立ち寄り滝田を訪ね運命が変わる

宇野千代の「新しい情熱的な恋愛と夫との離婚」は、はからずも滝田樗陰が引き寄せた……といえるかもしれません。

※こちらの記事も合わせてご覧ください。

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岩国でお金を渡した千代は、夫の待つ札幌へと帰ろうとするも、東京の中央公論社に寄り“滝田に礼をいい次の仕事の打ち合わせもできれば”……と思い、行動に移します。

ブラッサムの初回、珠(加賀まりこ)が、「思いついたらなんでも始めたくなっちゃうの。」と言っていた場面を思い出しました。(これが人生を切り開いていく秘訣なのかも…。)

そして、中央公論社で、滝田によって尾崎士郎を紹介されたのでした。その時、尾崎を見て千代は強い感情が湧き上がったよう。自伝的小説『生きて行く私』では、以下のような表現があります。

私はその瞬間に、ながい間、意識することもなしに過ごして来た渇望のようなものが、ふいに、堰を切って溢れ出すような錯覚に襲われたのであった。(「生きて行く私」角川文庫)

脳天を貫くような一目惚れ……だったのでしょうか。

小説では、そのまま北海道に戻らなかった展開のようですが、実際は一度札幌に戻ってから、東京で千代、尾崎、忠と三人で話し合いをしたそうです。

もし、まっすぐ札幌に帰っていたら。
もし、滝田を訪れるタイミングがずれていたら。

二度目の夫・忠との離婚と、三度目の夫となる尾崎士郎との再婚はなかったかもしれません。

4ページ目 千人に一人か百年に一人の天才的編集者

 

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