関西は「おでん」の昆布を食べない?ジャガイモ北海道45位の怪?おでんの地域ギャップと歴史:2ページ目
おでんのネタ・その一
昔の主役はサトイモ!?
さて明治の煮込みおでんの具材はなんだったのでしょう?
蒲鉾、焼き豆腐、こんにゃく、はんぺん、竹輪、かんもどき、里芋。それを茶飯と共に食すのが巻頭の主流だったようです。
ここで「え?」と思う人もいるのではないでしょうか。
「里芋」ってあまり見かけない気がするのですが、かつてはおでんの主役級だったのです。
おでんが外で食べる物から家庭でも作るようになり、また、じゃがいもの普及でそれがとってかわり、里芋は扱いにくさ、ぬめり、下ごしらえの煩わしさから次第に敬遠されていったようです。
収穫量1位なのに、おでんにいれない!?
さてそのじゃがいもですが、生産量一位といえば北海道。しかし北海道の家庭での登場率は全国45位。
なぜか西日本に多く、和歌山が一位、奈良・徳島・京都、愛媛と続くのです。また、山形では「芋煮」には里芋をたっぷり入れるのに、おでんの搭乗率は全国33位。
昆布は食べる?食べない?
東西できっぱりわかれる昆布の扱い。関東では昆布巻きを食べますが、関西では食べないそうです。
理由は「昆布は出汁をとるもの。出汁をとったあとのものは食べない」ということだそうですが、明確な理由はわかりません。
ただ、面白いことに家庭で昆布から出汁を取る割合は関東の方が低く、関西の方が高いそうです。出汁をしっかりとるがゆえに、取った後の抜け殻はまずいという印象があるのでしょうか。
3ページ目 関西の老舗に「たこ」の名が多い理由、日本列島での出汁の違い
