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超危険なギャンブル?『逃げ若』や『風、薫る』にも登場した「すごろく」が中世日本を熱狂させた理由

超危険なギャンブル?『逃げ若』や『風、薫る』にも登場した「すごろく」が中世日本を熱狂させた理由:2ページ目

まさにギャンブル!『逃げ上手の若君』の双六勝負は、中世らしい?

双六の賭博性は中世になっても消えませんでした。

逃げ上手の若君』では、京へ入った北条時行たちが少女・魅摩と双六で勝負する展開が描かれました。

もちろん、魅摩や勝負の具体的な展開は漫画としての創作です。

しかし「中世の人々が賽を振り、賭けを伴う双六に熱中する」という背景そのものは、時代から大きく外れてはいません。

中世には、特定の目が出やすいよう細工されたものと考えられる「似非賽(えせさい)」まで史料に登場します。

『七十一番職人歌合』にこうした賽が見え、中世に双六などの賭け事が盛んだったことが指摘されています。

したがって『逃げ上手の若君』の双六を、現代の「人生ゲーム」のようなものだと考えると少し違います。

時行たちが向き合っているのは、より賭博的で、運と駆け引きが入り交じった盤双六の文化でした。

3ページ目 江戸から明治へ〜朝ドラ「風、薫る」に登場する「人生を描く双六」〜

 

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