【豊臣兄弟!】お市の戯言がまことに…第10話で起きた2つの「嘘から出た実」と「兄妹の絆」を考察:4ページ目
お市の爆弾告白が将来的は「嘘から出た実(まこと)」に
お市に頼まれた伝言を聞いた勝家は、「嘘から出たまことじゃ。」には「???」という感じでしたが「そなたのせいで私は不幸になったと伝えてくれ」には、小一郎が何か失礼なことをしたのか!とブチ切れます。
「ゆ、許せん!」と立ち上がるも「待て待て。ただの戯言じゃ」とお市にいわれてしまいます。やはり「伝えんでいい」というお市に「いや〜しかしっ!」と食い下がる勝家。
そんな勝家をまじまじと見つめつつ、「相変わらず無骨なやつじゃなあ」とため息まじりにいうお市に、申し訳なさそうにシュンとする勝家。
「でも、長政殿より私にあっているかもしれん」と、うっすらと微笑みながら「いっそお前と一緒になるほうがマシだったな」と、思わぬ告白をしました(上から目線ですが)。
「そ、そそそそそのようなことを。と、と、突然いわれましても。もし、もももし、とののお、お耳にでも入ったら」と、声が小さくなり我を失う勝家。
「勝家。戯言じゃ」と再び笑みを浮かべ諭すお市。
「くっ…また暴走してしまった!」とでもいうかのように、俯きひざまづき首を垂れる勝家。怒られた大型犬のような姿が印象的でした。
そんな勝家に「気をつけて帰れよ」と声をかけて立ち去るお市の目には涙が浮かんでいたように見えます。
勝家にというより、彼が帰ることで「これで私はいよいよ浅井家に独り残されるのだ」という寂寥感ではないかと思います。
よく聞くと、「あなたと一緒になればよかった」という告白なのに、「いっそ」とか「マシ」とか、割と失礼な物言いをしている、お市。
そこは気にせず「お市様の圏内に入った」ことで焦りまくる純情な勝家。
いい場面でしたね。焦りまくる勝家に「戯言じゃ」というお市、わりと小悪魔っぽい面も。
このお市の戯言が、二つの目の「嘘から出た実(まこと)」でした。
