「哀しくとも」生きのびた先に待っていたのは…「光る君へ」史実を基に12月8日放送回を振り返り:4ページ目
備前介となった源隆国って誰?
劇中で名前だけ登場した源隆国(みなもとの たかくに)。せっかく備前介(国司次官)となったのに、刀伊襲来の急報に掻き消されてしまいました。
今後登場する機会もないのでしょうが、せっかく名前が出たのですから、この機会に紹介したいと思います。
源隆国は源俊賢(本田大輔)の息子で、後に権大納言となったため宇治大納言と呼ばれました。
藤原頼通の側近として活躍し、藤原寛子(かんし/ひろこ。頼通の娘で後冷泉天皇の皇后)に仕えます。
説話集『宇治大納言物語(現存せず)』の作者とも言われ、平安文学に少なからず影響を及ぼしました。
承保4年(1077年)に74歳で世を去っています。
その他の感想
- 何はなくとも、乙丸が無事でよかった。きぬ(蔵下穂波)との絆が尊いですね。架空キャラでいいから、乙丸の生涯を一年かけて描いて欲しい。
- 双寿丸(伊藤健太郎)も無事でよかった。予想に反して、これからも活躍してくれたら嬉しいです。
- 周明はせめて埋葬してあげて欲しかった。でもスタッフ(野犬やカラスたち)が美味しくいただいたことでしょう。
- 藤原賢子(南沙良)、光る女君宣言をしていましたが、なろうとしてなれるものか?凄い自信ですね。
- 藤原為時(岸谷五朗)はまだまだ元気っぽい。万寿4年(1027年。道長没時点)で推定80前、ギリギリいけるか?
- 藤原顕光(宮川一朗太)、次回怨霊化するか?娘の藤原延子(山田愛奈)ともども、ぜひ道長に目にもの見せて欲しい。