酔っ払うまひろ&自制しない道長…大河ドラマ「光る君へ」第37回放送(9月29日)振り返り!

「あなたと左大臣(藤原道長)様は、どういうお仲なのですか?」

赤染衛門(凰稀かなめ)に問い質され、視聴者と共に冷や汗をかいたであろうまひろ(藤式部。吉高由里子)。しかし「御方様(源倫子)を傷つけることはしないように」と釘を刺されただけですみました。

気まずさから実家に帰ってみれば、華やかな内裏に比べて大層みすぼらしく感じられ、愛情に飢えた娘の藤原賢子(梨里花)との関係もこじらせてしまいます。

その内裏では藤原彰子(見上愛)が敦成親王(あつひら)を産んだことで、敦康親王(渡邉櫂)の立場が不安定になり、藤原伊周(三浦翔平)らは気が気ではありません。

伊周に不満を訴える高階光子(兵藤公美)と源方理(阿部翔平)は何かを企んでいるようです。

そして内裏に戻ったまひろの元へ清少納言(ファーストサマーウイカ)が訪れ、開口一番「源氏の物語を読みました」と……今週も不穏が続くNHK大河ドラマ「光る君へ」第37回放送「波紋」。

気になるトピックを振り返っていきましょう!

第37放送「波紋」関連略年表

寛弘5年(1008年) まひろ39歳/道長43歳

寛弘6年(1009年) まひろ40歳/道長44歳

まひろも四十路ですか……ここまで長かったですね。

赤染衛門の「あえてどういう関係か聞かないけど、私が大切にお仕えしてきた主君は傷つけないで≒露骨に関係をアピールすんな喧嘩売ってんのか」というメッセージを受けて、少しは遠慮できるようになりました。

一方の藤原道長(柄本佑)はそんな事など一切構わず、(俺の)藤式部はどこだどこだ……ほか思わず野心を口走る(後述)など、もう油断しまくりです。

まひろもまひろで実家に帰れば酔っ払って上機嫌。華やかな内裏の様子ばかりベラベラと、娘の寂しさなど一顧だにしません。

都会にかぶれた田舎者が同郷人にマウントをとっているような不快さでしたね。

せめて娘の話も聞いてあげて欲しかったですね(それじゃ物語が盛り上がり?ませんが……)。

2ページ目 道長に盗まれた『源氏物語』原稿

次のページ

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了