姉と妹、豊臣と徳川のあいだを取り持つ!浅井三姉妹の次女・お初(常高院)とは?
各地の武将たちの戦いの世、というイメージが強い戦国時代。しかし、表立ってはいないかもしれませんが、多くの女性たちもこの時代に活躍しました。
今回の記事では、そんな戦国時代に生きた女性たちのなかから、浅井三姉妹の次女・お初(常高院)についてご紹介したいと思います。
みんな有名人!?お初(常高院)の家族構成
お初(常高院)は、北近江の戦国大名であった浅井長政(あざいながまさ)と、織田信長の妹であるお市の方(おいちのかた)とのあいだに生まれました。永禄13年(1570年)の生まれだと推定されています。
彼女は夫婦の2番目の子どもであり、姉は茶々、妹は江(ごう)です。そのほか、兄弟もいました。茶々は豊臣秀吉の側室、江は3度目の結婚で江戸幕府2代将軍・徳川秀忠に嫁いでいます。江は上野樹里さんの主演で大河ドラマにもなっていますね。
ちなみに、浅井長政とお市の方は政略結婚でしたが、夫婦仲は良かったと言われています。
お初は幼馴染と恋愛結婚
姉と妹が結ばれた男性より知名度で言えば低くなりますが、お初は幼馴染であった京極高次(きょうごくたかつぐ)と恋愛結婚をします。豊臣秀吉の計らいでしたが、二人の夫婦仲は良かったようです。
しかし、関ヶ原の戦いのあと、夫が亡くなります。その後は出家し、名前を常高院としました。
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