江戸時代、将軍の甘〜い夜の営みには監視の為もれなくリスナーがついてきた!?:2ページ目
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将軍が選べる女性は3種類
平時でも1,000人はいたと言われる大奥の女性たち。全盛期の3,000人ではなくとも選びたい放題だったはず?
いえいえ、将軍が夜を共にできたのは、正室と側室、そして御中臈のみでした。
そのため、たとえ将軍に接触できる「お目見え以上」だったとしても、将軍と恋に落ちたり夜を共にしたりすることは、夢のまた夢だったようです。また、将軍の跡継ぎを産むのは、正室と側室のみに限られていました。
将軍の夜の営みにはもれなくリスナーが!
ようやく夜の営みにまで漕ぎつけても、将軍には、まだ試練が続きます。
それは、夜の営みにもれなく付いてくるリスナーたちの存在です。リスナーの正体は御年寄と御中臈で、隣の部屋から将軍の夜の営みを聞いてチェックしていたと言いますから、集中できなかったのではないでしょうか?
また、同室に監視役の女性が背を向けて横になっていたとも言われています。けれど、これもルールのひとつで、将軍と添い寝する女性を監視したり将軍の跡継ぎとなる母親を把握したりするためだったのだとか。
とはいえ、隣の部屋にいた御年寄や御中臈は、意外と盛り上がっていたかもしれませんねw
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