- No.171猫のノミ取りついでに売春?少年との性愛「陰間茶屋」には女性客も!江戸時代の買春システム【後編】
- No.170好きな男に大金を貢ぐ!江戸時代の買春システム「役者買い」に大奥の女中も病みつきに【前編】
- No.169江戸時代のレンタル屋はなんと「ふんどし」も貸していた!質屋では汚れたふんどしで金借りOK
秋の味覚といえばイモ!「芋=サツマイモ」は幕末期から定着。江戸っ子も大好物でした
8月もいよいよ後半戦。9月間近になって気になってくるのはやはり「秋の味覚」。秋の味覚にも色々ありますが、その代表格とも言える味覚のひとつは「イモ」でしょう。今回は江戸時代のイモに関する雑学をご紹介します。
江戸っ子たちの好物といえば、芋。当時、女性の好物は「イモ・タコ・ナンキン」とも言われていました。
里芋からサツマイモへ
江戸期のイモ=里芋だったのは、新鮮で柔らかい里芋がたくさんとれて、値段も安かったことも大きいでしょう。里芋の定番メニューは、里芋を醤油と砂糖で甘辛くしたもの。今でも里芋の煮物は、ほっとする美味しさですよね。
ところが幕末期になると、芋=サツマイモが定着します。なんといってもサツマイモは安いし手間いらず!手軽なおやつとしても、重宝しました。サツマイモは、栗の味に似ていると言われていたとか。
江戸では、ふかしたサツマイモより焼き芋が主流で、庶民だけでなく単身赴任中の勤番武士にも大人気。焼き芋屋は、朝から夜まで香ばしい煙がトレードマークで、薪や藁で芋を焼くため、かまどが複数ないとできませんでした。そして、皮つきをまるごと、素焼きにします。
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.171猫のノミ取りついでに売春?少年との性愛「陰間茶屋」には女性客も!江戸時代の買春システム【後編】
- No.170好きな男に大金を貢ぐ!江戸時代の買春システム「役者買い」に大奥の女中も病みつきに【前編】
- No.169江戸時代のレンタル屋はなんと「ふんどし」も貸していた!質屋では汚れたふんどしで金借りOK
- No.168「江戸時代は平和」だって?そんなの大間違い!現代に通じる悪党らの卑劣な詐欺事件【後編】
- No.167「江戸時代は平和」だって?そんなの大間違い!現代に通じる悪党らの卑劣な詐欺事件【前編】