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実は畳は五角形?床の間って何をする部屋なの?和室からみる日本の歴史と文化

実は畳は五角形?床の間って何をする部屋なの?和室からみる日本の歴史と文化:2ページ目

ところで、和室に敷かれている畳、一見長方形に見えますが、長方形のものは中心にあるもののみ。それ以外の中心を囲っている畳はそのほとんどが五角形で、なかには六角形や七角形をしているものもあります。これは、和風家屋は建築の際、形が微妙にゆがんでしまうためで、その微妙なゆがみに合わせて職人が畳を変形させて作ったからです。

最初に書いたように、畳は日本独自の文化ですが、戦時中に日本の植民地にあった台湾では現在も畳が使用されていることがあります。また近年では海外でも和風住宅が造られるようになり、畳の文化も少しずつ、海外に認識されています。

一方で、日本人のライフスタイルの変化から、畳職人の数が大幅に減少しており、後継者不足に悩まされています。日本の伝統を守る大切な畳文化、現代のライフスタイルにあわせた変革が必要な時期に来ているのかもしれませんね。

 

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