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江戸の識字率の高さは世界トップレベルだった?その秘密は寺子屋にあり
江戸の人々は読み書きばっちり?
江戸の識字率は、世界でも高いレベルだったという説もあります。なぜ、江戸の識字率はそんなに優れていたのでしょうか?その答えは、寺子屋にありました。
寺子屋は、浪人や知識人が開いた庶民の学校です。下級武士から町人、農民まで幅広い階級の子どもたちが主に読み書きを学んでいました。
寺子屋の師匠になるには特に資格はいらず、武士や僧侶など様々な身分の人がおり、苦労人も多かったようです。
入学金や授業料、お金はどのくらい?
寺子屋に入門する日は、7歳の初午(旧暦2月の最初の午の日)の翌日です。入学にあたり準備するものは、墨や半紙、筆、文鎮などの筆記用具、入学金の束脩(そくしゅう)など。
束脩は金額が決まっておらず、菓子折りや扇子を納める家庭もあったそう。ほかにも月謝にあたる「月並銭」、五節句や盆・暮れに払う「謝儀」、6月頃には畳がえの費用、冬には暖房費の炭料と、色々とお金がかかりましたが、家庭の経済状態によって融通をきかせてくれたのです。だから、庶民でも寺子屋に通えたのです。
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