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江戸の識字率の高さは世界トップレベルだった?その秘密は寺子屋にあり
1日のカリキュラムは?
五ツ時(午前8時頃)始業し、午前中は習字の時間です。ぴったり8時に来なくても、怒られることはありません。正午から1時まで昼休み。帰宅して、家でお昼を食べる子供が多かったようです。午後1時からは、算術や礼法の時間です。八ツ時(午後2時)に終業…1日の流れはこんな感じです。
寺子屋では、「往来物」という教科書を使って、読み書き算術、基礎的な教養を学んでいました。また女子には、師匠の妻が裁縫を教えることもあったようです。
お休み多いぞ。寺子屋の1年間。
寺子屋は、毎月1日、15日、25日がお休みです。さらに正月休みや2月の初午、7月の盆休み、節句休みなど、休みがとっても多いんです!さらに真夏日には、半日授業になるそう。
大きな行事としては、席書(せきがき)がありました。これは習字の発表会で、日頃の学習の成果をみせる場なのです。月末には小浚い(こざらい)、年末には大浚い(おおざらい)という読み方の試験もありました。
誰でも通える寺子屋は、子どもたちが学ぶ意欲を高めるのにもってこいの場でした。江戸が識字率の高さがあがるのも納得ですね。
【参考文献】
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