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小っさなおっさんが情事を覗くw 春画もスゴかった錦絵の先駆者・鈴木春信:2ページ目
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春信のスポンサーとはどんな人?
実は、鈴木春信には、大久保甚四郎と阿部八之進というスポンサーがいました。彼らは、「金に糸目はつけないからとにかく見たこともないような豪華な浮世絵を作れ」と金銭的な支援を惜しみません。大久保は、三浦屋という吉原遊廓の楼主にまでなり、春信にに遊女たちのつぶさな仕草まで観察させたというから、相当な力の入れようだったのでしょう。彼らの存在があってこそ、春信は制作に没頭できたのかもしれませんね。
明和7年(1770年)6月、酒豪であったからか、突然この世を去ってしまった鈴木春信。彼の死後、北尾重政、春信の弟子だった磯田湖龍斎、鳥居清長など有名な浮世絵たちが、春信の画風を追っています。このことからも、多くの人に注目されていた絵師だったことがわかります。
今もなお、国境や時代を超えて人々を惹きつける春画は、数多くの絵師によって誕生しました。鈴木春信も、もちろんその一人。ぜひ、鈴木春信の春画をご覧になってみてください。きっと、春信ワールドに惹きこまれるはず。
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