【豊臣兄弟!】半兵衛(菅田将暉)を号泣させた“あの赤ん坊”が成長!秀長の娘・末(池端杏慈)史実での正体とは?:4ページ目
「末」のモデルは長女か次女か
ドラマでは、秀長と慶の間に生まれたひとり娘として描かれている「末」。
モデルとする人物は、豊臣秀保に嫁ぐ長女なのか、秀吉の養女として毛利秀元に嫁ぐ次女なのか……どのように描かれていくのでしょうか。
第23話『さらば半兵衛』で娘が誕生したとき、喜びに震えながら「名をなんとしようか?」と言っていた小一郎。
どんな名を名付けるのかと思っていましたが、長女なのに「末」は意外な気がしていました。
「豊臣兄弟!」の時代考証を担当している、駿河台大学法学部教授・黒田基樹氏によると
また秀長と慈雲院殿のあいだには、それ以外にも、天正9年(1581)までに、「御末」という娘が生まれていたと推定されます。
このことが判明したのは、去年の夏頃で、ちょうどスタジオ見学に行った際に、お慶役の吉岡里帆さんが衣装合わせのために来られていて、直接、そのことをお伝えしました。吉岡さんは、小一郎との仲のありかたを作り上げるうえで、とても嬉しい事柄と、とても喜んでいました。
「御末」がドラマでどのように扱われるのか、これも楽しみにしていて下さい。
(駿河台大学 学部・研究科レポート 大河ドラマ「豊臣兄弟!」ワンポイト解説)
「御末」が由来する「末」だったのでしょうか。
「命の尊さ」を教えた「末」の今後は
“奔放だけれど心優しい”という「末」は、両親の両方の要素を兼ね備えたような少女なのかもしれません。
ちなみに、「末」の側に控えている侍女・むぎは、2024年の大河ドラマ「光る君へ」のとき、まひろの弟・惟規の乳母のいと役だった信川清順さんです。“奔放な性格”という「末」に振り回されたりするのでしょうか。
この世に生を受けてすぐ、竹中半兵衛に「命の尊さ」を教え、戦国時代とはいっても子を殺める罪の深さを思い出させた「末」。
大和国を舞台に、周囲の人々にどのような影響を与えていくのか、楽しみです。
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参考:
・『羽柴秀吉とその一族 秀吉の出自から秀長の家族まで』
(角川選書)黒田基樹
・『羽柴秀長の生涯』(平凡社新書)黒田基樹
・『豊臣秀長 「天下人の賢弟」の実像』(中公新書)和田裕弘
・駿河台大学 学部・研究科レポート


