『豊臣兄弟!』慶が“女ぎつね”は本当か?裏切った浅井長政の真相ほか…史実をもとに第13回放送解説:5ページ目
あっさり寝返った浅井長政
信長と兄弟の絆を深め、当主としての決断を下した長政ですが、久政と景鏡の説得であっさり前言撤回してしまいます。
「中立とは言え、盟友が攻め込まれるのを見逃すのは盟約違反」
「織田の女狐にとりこまれたか」
現実ならばまったくあり得ない展開ですが、ともあれ長政は織田を裏切る決断を下しました。
その情報をいち早く知らされたお市(宮崎あおい)は、さっそく兄・信長に浅井の裏切りを伝えるようです。果たして「袋の小豆」エピソードが描かれるのでしょうか。
ちなみに浅井長政が織田信長から離反した理由については諸説ありました。
- 信長が「朝倉を攻めない」という盟約に違反したから。『浅井三代記』
- 信長が長政を「少身の者≒家臣」と軽んじていたから。『信長公記』
- 朝倉が滅んだら、次は自分が滅ぼされると危惧したから。『当代記』
……等々。いずれにしても、信長と長政が相撲をとる機会は二度とないでしょう。
浅井長政はなぜ義兄を裏切ったのか?織田信長が撤退戦に至るまでの経緯と謎を追う【前編】
『豊臣兄弟!』お市と浅井長政の夫婦仲は今後どうなる?柴田勝家との再婚・悲劇の運命までを考察
第14回放送「絶対絶命!」
浅井長政(中島歩)が朝倉方に寝返ったと知った信長(小栗旬)は激高。しかし藤吉郎(池松壮亮)の機転で冷静さを取り戻し、退却を決意する。藤吉郎はわずかな手勢で、信長が京に戻るまで朝倉軍を食い止める「しんがり」を担うことになり、小一郎(仲野太賀)は、その中でも最も危険な役目を引き受ける。兄弟の命がけの撤退戦が始まる! その頃、京で長政の謀反を知った義昭(尾上右近)は、ある決意を固めていた。
※NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。
さぁ次週はお楽しみ、信長主従最大の窮地「金ヶ崎の退口(かねがさきののきぐち)」が描かれます。まさかとは思いますが、以前の「どうする家康」みたいに「何やかんや」で済ませることはないでしょうね……?
藤吉郎と小一郎にとっては、殿軍(しんがり)という命懸けの重要任務を果たす晴れ舞台。竹中半兵衛(菅田将暉)が「明日を生き延びるため」と言いながら記した地図が、大いに役立つことでしょう。
誰もが結果を知っているからこそ、その過程に熱い視線が集まる名場面が次週見られると思うと、もう夜しか眠れません。とても楽しみにしています!
「豊臣兄弟!」ついに“金ヶ崎の退き口”が描かれる!次回4月12日放送のあらすじ&場面写真、相関図が公開
※金ヶ崎の退口について






