闇堕ち・清少納言を紫式部がボロクソ酷評していた証拠が…10月27日放送「光る君へ」史実をもとに振り返り:5ページ目
藤原通任(古舘佑太郎)とはどんな人物?
【光る君へ】ロクな未来が待ってない予感…「藤原通任(古舘佑太郎)」とはどんな人物?生涯をたどる
娍子の同母弟藤原 通任(ふじわらのみちとう)古舘 佑太郎(ふるたち・ゆうたろう)藤原娍子の同母弟。道長が病の際に、これを喜ぶ公卿(くぎょう)の一人と噂(うわさ)される。※NHK…
娍子の同母弟 藤原 通任(ふじわらのみちとう)
古舘 佑太郎(ふるたち・ゆうたろう)
藤原娍子の同母弟。道長が病の際に、これを喜ぶ公卿(くぎょう)の一人と噂(うわさ)される。※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより。
三条天皇の義弟としてポッと登場した藤原通任。見るからに意志の弱そうな顔立ちですが、強引な引き立てによって瞬く間に公卿となります。
三条天皇の譲位・崩御後は白い目が向けられたでしょうが、それでもとりあえず公卿の座に留まりました。
さすがの道長も、世間の同情が集まっている三条天皇一派を徹底的に叩きつぶすのはためらわれたのか、あるいは放っておいても人畜無害と思われたのかも知れませんね。
第42回放送「川辺の誓い」11月3日
宮中で、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)が覇権争い。道長は娘・妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言。そこで道長は権力を誇示するため、ある計画を立てる。しかし体調に異変が…。
一方、まひろ(吉高由里子)は里帰り中に、娘の賢子(南沙良)がケガをした双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわし…※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより。
政治抗争に疲れた道長が、いつかの川辺でまひろと二人。一緒に流れて行きます?というセリフは、恐らく『源氏物語』のヒロイン・浮舟をイメージしたものでしょうか。
いっぽう賢子と双寿丸も相変わらず仲良し。終盤にさしかかっても、変わらずのんびり進みます。
『源氏物語』の執筆は、光る君(光源氏)の死が描かれる「雲隠(くもがくれ)」の帖に。果たして本文を書くのか、あるいはあえて書かず読者の想像に任せるか(この解釈は諸説あり)。
次週の第42回放送「川辺の誓い」、楽しみに見守っていきましょう。