存在したもう一人の藤原道長!まさかの同姓同名、もう一人の藤原道長とはどんな人物だったのか?:2ページ目
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藤原道長(越中権守)・基本データ
時代 奈良時代~平安時代初期
生年 不詳/天平宝字6年(762年)~延暦元年(782年)か
没年 不詳/弘仁3年(812年)~天長9年(832年)か
官位 従五位下/越中権守
氏族 藤原南家・乙麻呂流
父母 父:藤原真友/母:藤原蔵下麻呂女
兄弟 藤原朝嗣、藤原道長、女子(藤原弟河室)、女子(藤原文山室)
子女 藤原諸氏、女子(藤原小童子)
以上、奈良時代後期から平安時代前期にかけて生きた藤原道長について紹介してきました。
正直なところ、ほとんど謎の人物でしたね。娘のお陰でそれなりの地位が得られ、歴史の片隅に名を留めることが出来たようです。
有名な方の藤原道長(康保3・966年生~万寿4・1028年没)が活躍する時代からおよそ200年前に生きた「もう一人の藤原道長」。彼のことも、覚えておいてあげて下さい。
※参考文献:
- 経済雑誌社 編『国史大系 第4巻 日本三代実録』国立国会図書館デジタルコレクション
- 森田悌『日本後紀 上 全現代語訳』講談社学術文庫、2006年10月
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