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自慢できるコトバの語源 シラスとシラスウナギの違い?青海苔とアオサの違い? 知ってるようで知らない和の食材【その1】

シラスとシラスウナギの違い?青海苔とアオサの違い? 知ってるようで知らない和の食材【その1】:2ページ目

青海苔とアオサ

よく勘違いされているのは、浅草海苔とスサビノリ、青海苔とアオサ。二つとも前者の品種が採れなくなってきて、代用品が浅草海苔とか青海苔という「商品名」で売られてしまっていることがあります。※原材料名にはきちんとかかれています。

青海苔を買い求めてみましたが香が高く、アオサはほぼ香りがありいません。
また、浅草海苔はやや紫がかっています。「江戸紫」という名前の佃煮もありますね。

乾燥海苔のルーツは紙にあり。「冷やかし」の語源にもなった浅草紙とは?

今も昔も大事な生活必需品の紙。鼻をかむ、字を書く、お手洗いに使うなど、欠かせないアイテムですね。江戸時代には古紙の再生が盛んになり、京の「西洞院紙」、大坂の「湊紙」などと並び、江戸では「浅草紙」が有名…

そういえば、はじかみってなんだ?

「はじかみ」とは漢字で「矢生姜」と書き、葉生姜の一つです。
焼き魚や卵焼きについていることが多いですね。
「矢生姜」と書くのは、矢のような形をしているから。

「はじかみ」と言う音の由来は、古い時代の中国での呼び名にあるようです。
中国では生姜のことを「生薑」と書きましたが、日本に伝わったときに「薑(はじかみ)」という漢字の代わりに「姜」という漢字が使われるようになったとか。
生という表記は、漢方薬で使われていた乾燥生姜と区別するため。
ちなみに「はじかみ」は古事記の歌にも登場しているぐらい古い食べ物です。

中・歌謡「みつみつし 久米の子等が 垣下(かきもと)に 植ゑし波士加美(ハジカミ) 口ひひく われは忘れじ 撃ちてし止まむ」(古事記712)

このときは「波士加美」と表記していますね。
はじかみは薬味で添え物だと思っていましたが、天ぷらや醤油漬けにもできるそう。
はじっこを噛むから「端噛み」と思っていた筆者。いやー恥ずかしいですね。

【その2】の記事はこちら

卑弥呼は何を食べていた?かば焼きはなぜ「蒲焼」と書く? 知ってるようで知らない和の食材【その2】

前回の記事【その1】はこちら[insert_post id=211182]卑弥呼が食べていただろう食事に衝撃[caption id="attachment_211200" align="a…

 

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