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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 我が天下は揺るがんのう……豊臣秀吉が家臣に語った”天下取りの三要素”とは【どうする家康】

我が天下は揺るがんのう……豊臣秀吉が家臣に語った”天下取りの三要素”とは【どうする家康】:2ページ目

「まず、上杉(景勝)家中の直江山城(兼続)。あやつは大気と勇気を備えておるが、いささか智慧が足りんのぅ」

「次に、毛利(輝元)家中の小早川(隆景)。あやつは大気と智慧を備えておるが、勇気において今ひとつじゃ」

「最後に、龍造寺(政家)家中の鍋島飛騨(直茂)。あやつは勇気と智慧を備えておるが、肝心かなめの大気がない」

結局、三人とも何か一つが欠けているから天下は獲れぬ。しかし大名たちは揃いも揃って彼ら以下。よって我が天下は揺るがんのう……秀吉は上機嫌に笑うのでした。

3ページ目 もし三人が力を合わせていたら?

 

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