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大河ドラマ「どうする家康」史実をもとにライター角田晶生が振り返る 「信長公記」で辿る。徳川家康ご一行、安土城で織田信長に歓迎されるの巻【どうする家康】

「信長公記」で辿る。徳川家康ご一行、安土城で織田信長に歓迎されるの巻【どうする家康】:3ページ目

家康と信長、永の別れ

楽しい時間はあっという間に流れ過ぎ、家康は京都へ出立します。

「徳川殿、また呑もうな」

「えぇ。楽しみにしております」

先月の富士遊覧で別れた時は寂しかったけど、今月こうしてまた会えた。だからまた、来月も会えるに違いない。だから信長も寂しくなかったことでしょう。しかし「また」が二度と来なかったのは、広く知られる通りです。

天正10年(1582年)6月2日、本能寺の変で信長が横死を遂げてしまいます。

果たしてNHK大河ドラマ「どうする家康」では、この辺りがどのように描かれるのか、とても楽しみですね!

※参考文献:

  • 『我自刊我 信長公記 巻下』国立公文書館デジタルアーカイブ
 

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