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「どうする家康」何やかんやで金ヶ崎。家康を狙う女装美少年の刃…第15回放送「姉川でどうする!」振り返り:4ページ目
一度裏切ったら許さない?夫につく決意を固めたお市
お市「兄(信長)は一度裏切った者を、決して許しません」
姉川の惨敗から、いつものように平然と(ちょっと表情が浮かない程度で、戦ってボロボロになった様子はなし)帰宅した浅井長政に、覚悟を促したお市(演:北川景子)。
え?信長って、過去に裏切った者たちを結構許しているのですが……。
例えば信長の「うつけ時代」に反旗をひるがえした弟の織田信勝(のぶかつ。信行)や、彼に従った柴田勝家(演:吉原光夫)や林秀貞(はやし ひでさだ。通勝)などは許されています。
※信勝はその後も裏切ったので、さすがに粛清されていますが……。
他にも松永久秀(まつなが ひさひで)や荒木村重(あらき むらしげ)についても許そうとしました。
正直ちょっとお人好し過ぎるんじゃないかと心配になるくらい、信じては裏切られを繰り返しています(その最たるものが本能寺の変ですね)。
多分ですが、姉川の敗戦後でも、謝れば長政だって許されたことでしょう。
松永や荒木はともかく、信長が裏切った勝家らを許していることを、織田家中にいたお市は知っているはずです。
金ヶ崎・姉川の裏切りで長政が引くに引けなくなり、お市も覚悟を決めた……そんな「戦国女子(おなご)の覚悟」を描きたかったのかも知れませんが、こういう背景をもう少し詰めて欲しいところ。
ところで先週、夫を裏切って信長&家康に軍事機密の漏洩を図ったのって、確かお市様でしたよね?阿月(演:伊東蒼)が何のために激走し、命を落としたのか、覚えてますか?(特に彼女が命じた訳ではありませんが)
キャラクターの一貫性って、連続ドラマを楽しむ上で結構重要だと思うのですが、もしかしたら筆者の頭が固すぎるのかも知れませんね。
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