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年収が1億円や30万円の職業も!江戸時代の仕事事情や収入が面白い

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大工を束ねる「棟梁」は花形職業

天候に左右され、給料が不安定だったとされる大工ですが、修行を重ねることで江戸1番の花形職業といわれる「棟梁」を目指すこともできました。「棟梁」とは、大工たちを束ねて現場を取り仕切る役割を担います。当時は建築士という仕事がなかったため、棟梁自ら図面を引き、必要な木材などの手配も行っていました。

1人で現場を取り仕切る「粋な男」のイメージが強かった棟梁は、江戸っ子たちにとって憧れの職業となったのです。

寺子屋の先生

寺子屋で働く先生の年収は30万円程でした。月収ではなく、年収です。

引退した商人や武士、僧などが寺子屋の先生として働いていましたが、生徒が払う月謝は微々たるもの。実情は、ボランティアとさほど変わらなかったといいます。

寺子屋の生徒のなかには現金での支払いができない貧しい家庭の子供も多く、そういった場合は授業料の代わりに野菜で支払われることもあったようです。

江戸時代の学校「寺子屋」では何を学んでいたの?先生はどんな人だったの?

Japaaan読者の皆さんこんにちは、ライターの小山桜子です。入学シーズンですね。新しく入学された皆さんや進級された皆さん、おめでとうございます。そんなわけで、今回のテーマは江戸時代の「寺子屋…

江戸時代の収入は現代よりも低く、物価は現代と大差ないといわれています。
余談ですが、年収が高くなかったとされる農民は、農作物を栽培するなど自給自足で補っている部分も多かったため、生活費に充てられるお金は高額な職業と大差なかったようです。

 

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