知ってた?京都には、金閣・銀閣…そして信長親子やあの天下の大泥棒を供養する「銅閣寺」がある:3ページ目
銅閣寺(大雲院)には織田信長親子の墓も
祇園閣は国の登録有形文化財なのですが、その内部の通路や階段壁面位は世界遺産でもある、中国の「敦煌莫高窟」の壁画が模写されています。
建築した伊東忠太氏は、実は「妖怪好き」でも知られ、祇園閣内部のちょっとした部分に鬼や妖怪のようなモチーフが登場しているとか。
また入り口の「祇園閣」の文字は、公家で政治家であった西園寺公望の手によるものだそうです。
祇園閣は高さ36メートルで、最上階からは京都市街が一望できます。もちろん、境内の墓所には織田信長親子の墓や石川五右衛門の墓も。
「大雲院=銅閣寺」は見所が多く、文化財も多数所持していていますが、通常は非公開。けれども、ときどき「特別公開」する期間があります。ぜひ京都の特別拝観キャンペーンをチェックしてみてくださいね。