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関西と近畿というコトバの起源。同じ西日本を指す言葉でも実はエリアが違います:2ページ目
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用途によって使い分ける「関西」と「近畿」
現在、「関西」と「近畿」の違いが法律などでは定められていないため、これら二つの言葉の使い分けの基準やルールは存在しません。ところが、「近畿」には、「畿内」という由緒正しい地という由来があるため、行政機関や教科書などに用いられることが比較的多く、「関西」という言葉は民間企業で用いられることが多いようです。
また、「関西人」という呼び名はあっても「近畿人」という呼び名は全国的には馴染みがないことからもわかるように、広く一般的に用いられているのは「関西」です。
ちなみに、似たようなエリアを指す言葉で、「京阪神」という言葉がありますが、こちらは京都市、大阪市、神戸市の3都市の総称、あるいはこれら3市を中心とした近畿地方の主要部を指して言うことが多いようです。
一見すると紛らわしい「関西」と「近畿」、そして「京阪神」という言葉ですが。きちんとそれぞれの言葉が使われてきた歴史的背景を考えると、しっかり使い分けできるのではないでしょうか。これを機会に、微妙なニュアンスの違いを上手に使い分けてみてくださいね。
参考:
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