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孫の手、実は美人仙女の手。「孫の手」の本当の由来は“孫”ではないんです
「背中がかゆ~い!」
そんなときに大活躍してくれる道具といえば「孫の手」ですね!
痒いところに手が届かないということは人類共通の悩みであったようで、孫の手のような道具は世界各国に存在しています。ちなみに、孫の手のような道具を英語では“backscratcher(バックスクラッチャー)”、“scratch-back(スクラッチバック)”などと呼んでいます。
「孫の手」は、棒の先に手のような形をしたものが付いていること、またその名前から、年寄りが自分のかわいい孫に背中を掻いてもらっている姿から呼ばれるようになったと思いがちですが、実は「孫」は全く関係ないんです。
実はこの道具、もともとは「麻姑(まこ)の手」と呼ばれていました。
「麻姑」とは、中国の西晋時代の書『神仙伝』出てくる仙女の名前です。
漢の桓帝の時代、王遠という仙人がいました。その仙人がかつて修行の要領を授けた蔡経(さいけい)の家に下っていたのですが、しばらくして妹も呼んできました。その妹が麻姑でした。
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